2007-03-02

ゲームキューブはお子様向けとか言ってた奴ちょっと来い

Wii では実はゲームキューブ用のゲームも遊ぶことができるので、中古で売ってたゲームキューブ用ソフトをちょくちょく購入していたりします。ちょうどこの2001年〜2006年くらいのゲームってのがポッカリ開いてるんですよね。

正月実家に帰ったついでに買った F-ZERO GX。スーファミ発売と同時に出てたレースゲームのゲームキューブ版です。980円だったもんでまあ軽い気持ちで遊んでみたんですが、これがなんというか凄い。

まずプレイ対象が明らかにゲームやりつくしてる系な人向けなのが凄い。グランプリ(通常ゲーム)のイージーモードですら速すぎてワロタ。スーファミ版をプレイしてた人なら分かると思いますが、コースアウト=爆発リタイアで、ものすごいスピードでカーブしたり飛び跳ねたりするもんだからコースアウトしまくり。シナリオモードとかいう特定条件をクリアするレースはもっと難しくて、第2話の対決から既に難易度の壁が高くてリトライしまくりです。

次にコースが無駄に綺麗。前述のとおり凄いスピードでコースを走っていて周りを見る余裕なんて全然ないけれども、少なくともコースを表現してる 3D はかなり作りこんでいるのがよく分かります。そんな状態なのに FPS は素晴らしく一人プレイではほぼ処理落ちせずに滑らかに動いていたりするから余計なこと良く見える。

なんつーか、最近のゲームだと最初のプレイではゲームに慣れるよう作っていたりするもんですがそんなことはお構いなしなこのゲーム。同じ任天堂のレースゲームのマリオカートとかだとこうみんなある一定レベルのプレイができるように丸く丸く作っているのに対してこちらはピンピンに鋭利があるくらい尖がりまくりという全く逆な作りになっていて、多分かぶらないように狙ってこんな感じなんだろうけど、10代をゲームと共に過ごした人がこんなに辛いのに絶対小学生とかプレイできんて。超ゲーマー向けな内容ですが、対戦とか考えず、一人でみっちり遊びこめるなかなか熱い作品でオススメです。なんせ 980 円だし。